お住まいを探すさいに、電車通勤・通学を想定している場合、どれくらい最寄りの駅に近いかは重要ですよね。
そして、駅に近い物件のなかには、線路沿いの物件も多く存在します。
駅に近いのは魅力だけど、騒音などのデメリットを考えると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、線路沿いの賃貸物件のメリット・デメリットと騒音・振動対策について、ご紹介します。
線路沿いの賃貸物件のメリット
●駅に近いことが多い
毎日の電車通勤・通学のことを考えると、駅に近いのは大きなメリットとなります。
さらに、駅にはバス停やタクシー乗り場もあることが多く、交通環境が整っています。
そして、駅の周囲には、便利な施設がそろっていることが多く、買い物なども便利なことが多いです。
夜間でも人通りが多く、明るいという特徴もあります。
●家賃が安くなることが多い
騒音などの問題から、線路沿いの賃貸物件を避ける方も多いため、家賃が安くなる傾向があります。
●日当たりが良い
線路があるため、線路沿いの部屋はさえぎるものがなく、日当たりが良いというメリットがあります。
線路沿いの賃貸物件のデメリット
●騒音と振動
線路沿いの賃貸物件の最大のデメリットとなります。
電車が通るたびに、大きな音が響き、近くに踏切がある場合は警報音も響きます。
近年は免震構造となっている建物が多く、振動をあまり感じない場合もありますが、木造で古い物件の場合は、電車が通るたび、大きな振動を感じることになります。
また、貨物列車の運行がある路線沿いだと、騒音や振動が早朝や深夜も続くことがあります。
●電車から室内が見えることがある
とくに、低層階の物件の場合、線路沿いのベランダや窓から、室内が見えてしまうことがあるため、注意が必要です。
●窓や洗濯物が汚れやすい
電車が通ると砂埃が舞い、線路沿いの窓やベランダに干してある洗濯物が汚れやすいのもデメリットの1つです。
●車で外出するときに支障が出やすい
駅が近くにある場合交通量が多く、なかなか車が出せなかったり、渋滞に巻き込まれる可能性が高くなります。
また、「開かずの踏切」と呼ばれるような踏切が近い場合、車の外出に支障をきたすことが多いです。
線路沿いの賃貸物件の騒音・振動対策
騒音・振動対策をすることで、線路沿いの賃貸物件でも快適に過ごせる場合があります。
●防音カーテンにする
●隙間テープを窓にはる
●壁や天井に防音ボードを使う
●本棚やタンスなど、背の高い家具を壁に配置する
以上が騒音対策の例となります。
振動対策としては、賃貸物件が免震構造となっているか、内見時に電車が通るのを体験してどの程度気になるのかなどを把握して、物件を決めるようにしましょう。
まとめ
線路沿いの賃貸物件には、「駅が近い」などのメリットがある一方で、「騒音・振動」というデメリットがつきものです。
ただし、騒音・振動対策をすることにより、快適に過ごせることもあるため、お住まい探しのさいには、線路沿いの賃貸物件も1つの選択肢として検討してみてください。
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