これまでは、賃貸物件の家賃は口座振り込み、もしくは現金払いが主流でしたが、時代の流れによって、クレジットカードを利用できる物件が増加しています。
今回の記事では、賃貸物件を契約する際に知っておくとお得な家賃をクレジットカード払いにするメリットを、注意点も含めてご紹介しているので、お住まい探しの参考に活用してください。
賃貸物件の家賃をクレジットカード払いにするメリットとは
クレジットカード払いで賃貸物件の家賃を支払う最大のメリットは、金額に応じた比率でポイントやマイルとなって還元されることです。
またクレジットカード会社によっては、年間の利用額が100万円を超える会員に対して、10,000ポイントをプレゼントする還元サービスを実施しています。
たとえばお部屋の賃料が月9万円として、200円につき1ポイント貯まる場合であれば、通常ポイントとして年間に5,400ポイントが還元されます。
このケースですと、年間に108万円の家賃を支払っていますから、還元サービスによって10,000ポイントが上乗せされるため、合計で15,400ポイントも獲得できるチャンスです。
また、引っ越しで敷金、礼金などの出費が重なる契約日の当月と、家賃を支払うタイミングをずらせることも、クレジットカード払いならではのメリットです。
さらに家賃の他に、毎月の生活を維持する上で掛かる光熱費・携帯電話料金なども、すべてクレジットカード1本の支払いにまとめると、家計管理をしやすくなります。
必然的にキャッシュフローの流れを正確に把握できるようになるので、預貯金に回せるお金も増えるでしょう。
クレジットカード払いで賃貸物件の家賃を支払うときの注意点は
クレジットカード会社によってポイントの対象範囲が異なるため、場合によっては家賃や管理費がポイントの対象外となることがあります。
また、逆に指定されたクレジット会社のカードでなければ、家賃の支払いに対応していない物件もあるなど、不動産によって条件に違いが見られることも注意点です。
そのため、家賃をクレジットカード払いにしたい方は、クレジットカード会社の利用規約を確認して、さらにご自身の条件にあった物件を探すことが必要です。
また、クレジットカード払いは家賃の支払いを引き延ばせることは魅力ですが、指定口座の残高が不足していると当然、家賃を引き落とせません。
大きな買い物をしたあとに、口座残高が不足してしまい、クレジットカード会社が指定口座から家賃を引き落とせなくなった実例があるので、口座残高を細かくチェックしておきましょう。
まとめ
クレジットカードで賃貸物件の家賃を支払えると、指定口座にお金を振り込む手間と時間を省けます。
一方で、必ずしもすべてのクレジットカードが家賃の支払いに対応しているわけではありません。
また、指定されている会社のカードでなければ対応が不可能な場合もあるため、家賃をクレジットカード払いにしたい方は、クレジットカード会社や不動産会社のお客様専用窓口で、必要な情報をこまめに確認しましょう。
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